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業界初!会話から直接FAQやAI投入用の知識を生成する コンタクトセンター向け「Vext知識+」提供開始

会話分析の全ステップを半自動化し、簡易な設定での高精度な知識生成を実現

ベクスト株式会社(代表取締役社長:石井哲、本社:東京都目黒区 以下、ベクスト)は、テキストマイニングツールVextMiner(ベクストマイナー)シリーズの新製品となる「Vext知識+(ベクストチシキプラス)」の提供を開始いたします。
Vext知識+

コンタクトセンター/カスタマーセンターではデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)が進み、以前にも増して音声認識システムを導入する企業が増えています。それに伴い、蓄積した音声認識テキストの活用ニーズが高まってきております。めまぐるしく状況が変化するWithコロナ時代においては、オペレーターの回答知識や幅広いチャネルでのFAQをはじめとするナレッジコンテンツの素早い整備が求められていますが、大量の音声認識テキストやチャットログなどの対話テキストから、直接使える知識を取り出す事は困難とされてきました。

「Vext知識+」は、対話テキストからFAQやAIに投入可能な知識データを直接生成することを可能とした業界初ソリューションです。
これにより、実際のお問合せ内容から素早く知識生成しタイムリーにコンテンツ展開することが可能になり、顧客満足度の向上やコンタクトセンター負荷軽減など幅広く効果を上げることが可能です。
本製品の解説セミナーを2021年10月13日に開催します。詳細は記事末尾をご参照ください。
Vext知識+操作画面

Vext知識+の特徴

対話ならではの詳細情報を生かす高精度な知識生成

対話データは、「大量の不要語を含む」、「流れに曖昧性(内容が行ったり来たりする・同じことを複数回発言するなど)をもつ」などの複雑な特徴をもつデータとなるため、一度要約してから分析を行う手法が一般的です。これに対し、ベクスト独自の会話分析技術・文脈分析技術(特許取得済)を用いることにより、対話テキストを要約せずに分析にかけることが可能となります。これにより、対話ならではのリッチな情報を生かした知識データの作成を実現します。

対話テキストに対する自動ラベリング

ベクストが長年培ってきた知識生成技術のノウハウと機械学習技術を組み合わせた会話テキスト自動体系化技術(特許出願中)により、これまで人手で行ってきた、対話テキストに含まれる話題の定義・体系化作業の自動化を実現し、対話テキストへのラベリングを自動で行うことが可能となりました。

話し言葉から書き言葉への自動変換

最新のAI技術(深層生成モデル)により、話し言葉のテキストから書き言葉への自動変換を実現しました。これにより、対話テキストから知識生成する際に必ず発生する書き言葉テキストの変換作業をシステムにより自動化させることが可能となりました。

知識生成の全ステップを半自動化

上記の要素技術に加え、長年蓄積してきた分析ノウハウを基に知識生成のステップを整理しシステム化することで分析ステップ数を1/3程度に圧縮し、大幅な作業負担の軽減を実現しました。

直感的に操作可能なUI/UX

クリエイティブパートナー企業と協業してのUI/UX開発により、多くの要素を持つ分析画面を、様々な情報を種類や優先度等で区分し、さらに構成や配色などを工夫することで見やすく操作しやすい画面を設計しました。これに基づき開発したプロトタイプ版Vext知識+のUI/UXに対するヒューリスティック評価も行っており、その評価を製品に反映することにより、ユーザー視点に立った感覚的なツール操作感を実現しています。

リリースは、2021年9月30日(木)となり、コンタクトセンターに音声認識の導入を検討している企業や、音声認識の導入が完了しており更なる活用を検討している企業を中心に随時、販売・導入していく予定です。

「Vext知識+」解説セミナーのご案内

Webセミナー(オンラインセミナー)にて本リリースの詳細をご紹介いたします。

日程:2021年10月13日(水)15:00~16:00
講演:会話やチャットデータからFAQやAI投入用の知識を抽出する
コンタクトセンター向け「Vext知識+」をご紹介
主催:ベクスト株式会社
お申込み・詳細はこちら https:// www.vext.co.jp/seminar/3542/