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「製薬業界向けコンプライアンスチェック」VextCheckerMSEでできること


2019年4月より、製薬業界では厚生労働省が規定した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」に基づく適切な営業活動、情報提供をしているかどうかの監視対応が必要になりました。
VextCheckerMSE(メディカルセールスエディション)はMRの営業日報やメールといったテキスト情報を元に、不適切な営業活動等がなかったかをチェックするためにご利用いただくことを想定したテキストマイニングツールです。

今回はVextCheckerMSEでできることを紹介いたします。

VextCheckerMSEでできること

VextCheckerMSEではOK・NG教師データそれぞれとの関連に基づき、対象データを一文単位あるいは一件単位でOK・NGなどの判定を行います。OK・NG教師データは過去の対象データから、OKあるいはNGと判断すべきテキストデータを整理することを想定しており、過去事例に基づいた判定ができるのがポイントです。

VextCheckerMSEによって解決できる課題を3点紹介いたします。

課題①目視チェックの工数が大きく、確認漏れが発生する

ガイドライン対応のチェックを目視で行い、膨大な工数がかかっている企業が多数あります。対象データの全件をしっかり吟味することはほとんど不可能で、確認漏れも発生してしまいがちです。
VextCheckerMSEはバッチ処理による自動判定処理が可能ですので、夜間の一括処理などで全件を対象とした抜け漏れのないチェックが行えます。

課題②目視チェックだと判断基準のばらつきが発生する

担当者複数名で目視チェックをする場合、各々の主観に依存した判断がされてしまう場合があります。VextCheckerMSEでは編集可能な(ホワイトボックス化された)OK・NG教師データに基づく一律な機械判定ができますので、個々人の判断基準によるような結果のばらつきは発生しません。判定結果に紐づく判定根拠の確認、判定結果の再現を重視される場合は特に有効にご利用いただけます。

課題③新規話題や法改正に伴う判断基準の更新への対応が困難

新規製品の販売、新規成分のPR、法改正などに伴い、OKかNGかの判断は変動します。VextCheckerMSEは過去データに基づいて作成された教師データによってOKかNGかといった判断を行いますが、他にも「新規話題」や「要チェック話題」を見つけ出すことができます。OK、NG教師データそのものの再編集はもちろんのこと、新規データからメンテナンスに必要な話題を適宜抽出して追加・削除などの編集作業がスムーズに実施できるようになっているので、随時、最新の事情に基づいた判定を行うことができます。

今回は「製薬業界向けコンプライアンスチェック」VextCheckerMSEでできることを紹介しました。VextCheckerMSEはコンプライアンスチェック対応に伴う、工数削減や判断基準のばらつきといった課題を解決できる業務効率化ソリューションです。


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